紅い大根を作り始めたきっかけ
一昨年の冬に山梨県、清里のオーベルジェのレストランマリアージュで食べたディナーに、変わった大根がたくさん出てきました。そのすべてが、綺麗でおいしかったんです。その大根は自家農園で栽培したということでした。
▼中の赤い大根、中は白い大根
▼こちらにも
▼おまけ
▼ヒントを得た清里のオーベルジュ
牧場通りの小さな旅籠 オーベルジュ
山梨県北杜市高根町清里牧場通りコート・ドゥ・ヴェール
それで、ビビットきて、構想数年(笑)、今年赤い大根を2種類作ってみたのです。一つはサラダ大根あやめっ娘、もう一つは紅くるり大根。アマゾンで種を買って、今年の4月に蒔きました。
紅い大根の収穫2018年のトライ
そして、それを最近収穫しました。赤い大根2種類です。サラダ大根あやめっ娘。紅くるり大根は、中も赤いのです。食べてみると、甘くて辛い。甘味と辛みが両方存在。おいしいです。サラダ大根は、辛みが強く、びりっときました。
▼サラダ大根(左)と紅くるり大根(右)
▼紅くるり大根
▼紅くるり大根は中も紅いです。
▼紅くるり大根は中も紅い。中は白いサラダ大根
栄養価が高い紅い大根
インターネットで食べ方を調べていたところ、こんな記事を見つけました。驚きの新野菜紅くるり大根大根の赤紫色は普通の青首大根と比べて、アントシアニン含有量が3倍、抗酸化能が10倍と記載されています。僕の菜園で作っている野菜は、甘くておいしくて、栄養価が高いものばかりを作っています。赤大根の場合は、作り始めた動機が他とは違っていたのですが、結果として他の野菜より、農園のコンセプトにピッタリマッチしていました。これから、しばらくはこの栄養価豊富な大根を新鮮な状態で食べ続けられると思うと、なんだか幸せです。
赤大根の栽培2019年のトライ
2019年も赤大根を作りました。その記事です。こちらも読んでいただけると嬉しいです。
大根スムージー講座に参加
大根スムージーのワークショップに参加しました。赤大根の食べ方の幅が広がりました。
2020年 大根スムージー作ってみた!
紅くるりで大根スムージーを作ってみました。
材料は赤大根紅くるりと豆乳のみ。
▼大根は中も赤いです。
▼セブンイレブンの調整豆乳
▼赤大根と豆乳を入れて、セットします。
▼スイッチを入れて回転させると。
実際に呑んでみると、豆乳のまろやかさ・ほんのり甘みの方が目立ち、大根の辛味や酸味はかなり控えめ。
そもそも、私が作る農作物は皆、甘くなる傾向があって、紅くるりも例外ではありません。
次はもう少し大根の割合を上げてみようかとも思います。
▼使ったミキサー(ジューサー)
2020年6月25日 大根スムージーとお茶粉末
赤大根のスムージーに自作のお茶粉末を入れてみました。豆乳も一緒に混ぜています。
☟お茶の粉末づくりについての記事
▼赤大根と豆乳だけで作ると
▼豆乳、赤大根、お茶の粉末と一緒に作ると、色が若干変わります。
▼自家製のお茶の粉末と赤大根のスムージー。自家製なので、素性がわかります。野菜、お茶は無農薬栽培。お茶は無農薬、手摘み。そのお茶葉を自分で粉末化しました。それで作ったスムージー。
種を入手するには(2020年3月10日現在の情報)
近所のカインズホームや種苗店で入手できなかったので、アマゾンで購入しました。
紅くるり大根
サラダ大根、あやめっ娘
【参考】栄養価の高い黒にんにく作り
にんにくも作っています。作ったにんにくは、自分で黒にんにくにしています。薬効成分を高めるために土づくりから工夫をしています。
栽培の様子
土づくりについては、こちらにまとめています。
薬効成分の多いにんにくを熟成させて黒にんにくにします。黒にんにくにすることで、薬効成分はさらに高まります。黒にんにくの薬効についての記事です。
にんにくを熟成して黒にんにくにします。その様子は☟にまとめてあります。
関連記事
赤大根の栽培2020年のトライ
2020年、コロナウイルスが猛威を振るっていますが、今年も赤大根の紅くるりの種を蒔きました。
昨年、秋は、白色の辛味大根と、紅くるりを蒔いたのですが、2020年の春は、紅くるりのみ。
単純計算で倍の収穫になります。
昨年の秋播きの大根はまだ収穫→食べることができていて、播種は同じ圃場内の、別の位置にすることにしました。
今の紅くるり2020年5月17日
最近、一気に気温が上がり、ちょっと油断していたところ、紅くるり大根も一気に大きくなってしましました。そんなわけで、大根の間引きが遅れてしまいましたが、ようやく間引きをして、その翌日の様子です。間引きをした直後は畑が荒れてざわざわした感じになったのですが、翌日はそのざわつきもおさまって、落ち着いていました。間引きは、なんとなく、嫌な感じがするのですが、のちのち大きく成長するために必要なことなので、避けることはできません。
▼間引き直後のざわざわ感
▼間引き後
とても元気な今の紅くるり2020年5月28
日
今年も、とても元気です、紅くるり。
▼葉ばかり育っているのでは?と不安になるくらい上が元気です。でも、下の大根の方も、ちゃんと育っているように見えます。
この調子で順調に行けば、収穫は6月の初旬になるかと思います。
春まきの赤大根は
〇2018年
播種4月1日
初収穫5月31日
〇2019年
播種4月16日
初収穫6月5日
〇2020年
播種4月7日
ですので、初収穫は6月3日頃か?(笑)
紅くるりの播種の時期について
4月7日に播種した2020年は、4月下旬に低温の時期があり、その後、収穫前にとうが立ってしまうという結果になってしまいました。ですので、次年度以降はそこを留意する必要があります。4月16日以降が良いかと思っています。
今年、初収穫 紅くるり2020年6月3日
紅くるり、今年の春まき、実は問題が発生しました。とうが立ち始めたのです。まだ収穫前なのに花が咲き始めました。原因は何だろうか?と思いあれこれ考えました。窒素肥料が多すぎたか、密植が理由か等々。種子会社に聞いてみたところ、播種が早すぎたのでは?ということでした。
ですが、今年の播種は4月6日。二年前には4月1日播種でしたが、このような問題は発生しませんでした。
とはいえ、思い当たるふしもあります。今年は暑くなったり寒くなったりの寒暖の差が大きく、一日で最高気温が7℃変化した日もありました。4月下旬にもかなり冷え込んだ日もあったかと記憶しています。この低温の日が効いているのでは?とも思いました。
▼とう立ちしてしまうと、下が大きくなりません。(5月30日撮影)
問題は発生していますが、収穫は出来ました。(6月3日)
今作の紅くるり、今までで一番辛味が強いです。この辛味、目指してきた辛味なのでというのは、大根の栄養成分を増やすことを目的にしてきて試行錯誤してきたから、嬉しいのですが、前作の秋播きと比べると、かなり辛いので、そのイメージが残っていると、びっくりするかもしれません。スムージーにする際には豆乳やバナナ等と一緒にして、その辛味を和らげた方が良いかと思いました。
まだ、収穫できています、紅くるり2020年6月24日
まだ収穫は続いています。
赤大根の栽培2020年秋蒔きのトライ
今年は9月27日に赤大根の紅くるりを種を蒔きました。昨年は9月29日だったので、ほぼ同じ時期です。
当日の夜、激しい雷雨がありました。翌朝、様子を見に行きましたが、種が叩かれてしまった様子はなく、問題はなし。ほっとしました。
発芽確認
数日ぶりに畑に行くことができました。先日蒔いた赤大根の芽が出ていました!
ただ、これだけののですが、とてもうれしいです。大根は人参よりも発芽が速いです。
赤大根、元気です(2020年10月31日)
赤大根、元気です(2020年11月8日)
少し虫がついてきたので、捕まえて、つぶしました。
収穫(2020年12月1日)
収穫まであと一週間と考えていたのですが、葉があまりに元気だったので、つい、試験的に収穫していましました。
となりの人参もまだ残っているので収穫。
まだ、ちょっと小ぶりですが、成長してきています。もともと、小ぶりな品種なので、もう収穫開始しても良いでしょう。すでに収穫していますが。
☟中
赤い皮の部分は辛めですが、中は甘いです。春まきと比べると、まったく辛さが違ました。辛さというか甘さが違うといった方が良いか・・・。
昨年の12月収穫のものよりも中、白い気がします。
さっそく、スムージーにしたのですが、写真を撮り忘れました。にんじんと、りんご(サンふじ)と、豆乳で作ってみました。
蜂蜜を入れなかったのですが、にんじんスムージーよりも飲みやすかったです。
スムージー(2020年12月2日)
今日もスムージーにしてみまいした。一緒に入れたのは、自作のにんじん、買って来たサンふじりんご、豆乳です。そうそう、それから自作の粉末お茶も入れました。
☟断面。アートっぽい綺麗さ
☟赤大根、にんじん、サンふじ、豆乳。鮮やかな色になりました。
☟赤大根、にんじん、サンふじ、豆乳、そして粉末化したお茶葉。少し色彩が暗めになります。
赤大根入りのスムージー、にんじんが主役のスムージーと比べると、ずっと飲みやすいです。甘い感じがします。大根というと辛い風味が印象にあるのですが、赤大根スムージーではそれが目立たなくなります。
☟昨年の記事
☟お茶の粉末化についての記事