今年もにんにく、植えました。
昨年よりも二週間遅い10月18日植え付け(2020年度)
今年は、種にんにくを注文するのが遅れ、種にんにくを入手するのが遅くなり、定植も昨年よりも遅くなりました。と言っても、過去の実績からすると早い部類ではあります。
過去の定植日
2012年11月4日
2013年11月3日
2014年11月2日
2015年10月10日
2016年10月30日
2017年10月26日
2018年10月8日
2019年10月2日
今年2020年度の新しいトライ
最近の異常気象対策として、種処理をしました。生体エネルギー農業資材「めざめ液」を使用しました。
定植の様子
▼種にんにく
▼めざめ液
▼定植
発芽
10月23日には発芽を確認できました。畑になかなか来れていないので、もう少し早く出ていたのかもしれません。
▼第一圃場
▼第二圃場
成長
かなり伸びてきました。
☟第一圃場
☟第二圃場
第一回収穫(2021年6月1日)2020年定植したもの
今年度(2020年10月定植)は植え付けが遅くなったのですが、葉の黄変が例年より早いので、晴天が続いたこの日、収穫してみることにしました。梅雨入りが異様に早く(5月16日梅雨入り、平年より21日早く、昨年より25日早い!)今後の長雨を恐れて、速めに収したのでした。第二圃場の二つの畝を収穫。まずは南側の畝から。
収穫の様子
▼第二圃場(作業場横の圃場の様子)
▼南側の畝から収穫
▼にんにく
▼今年は小さいのが多いか。
▼収穫後。しかし草ぼうぼうだな汗
▼翌日、第二圃場北畝を収穫
▼根を切り綺麗にして乾燥のため吊るしました。
いきなり、黒にんにく化スタート
今まで、乾燥させてから、黒にんにくに加工していましたが、水分が多い状態の方が、出来上がった黒にんにくがおいしい(私の好みですが)ので、わざわざ乾燥させずに、収穫後そのまま黒にんにくにしてみることにしました。
▼一番下の段
▼二段目
▼一番上
▼スイッチオン!
第二圃場を収穫してみての感想
めざめ液を今年初めて使ったが、思ったような成果は確認できなかった。今年の反省としては、定植時の穴をもっと深くすること、リン酸肥料をもっと増やすべきではなかったか?の2点。次回はようりん肥料を増やしてみることを検討します。
今まで一番早い10月2日植え付け(2019年度)
今年は10月2日。昨年は10月8日。昨年が今までで一番早い定植(植え付け)だったので、さらに記録を更新しました。昨年やった、前日の夜から水につけえて置く作業は今年は省略。前日時間が取れなかったことと、昨年やってみて出芽の速さには目を見張るものがありましたが、その後の成長で追いつかれたということもあり、定植が例年よりも遅れたわけではないことからも、水に漬けおく作業は省略しました。
早めに植え付けた理由
早く植え付けた理由は、昨年の結果をふまえ、昨年と同じ日か、それより遅くならないようにするのが賢明だと考えたためです。それで、天気が良かった10月2日に植え付けたのでした。
☟昨年の植え付けの記事です。
マルチシートの穴径を大きくしたら作業効率が向上
畝つくりの作業は第二菜園から始めました。第二菜園のマルチシート(黒い穴の開いたシートです。)を張っている最中にシートが終わってしまったので、急遽近くにホームセンター(カインズホーム)に買いに行ってきました。これは、ロスタイムでした。ところが新しく購入したマルチシートは穴の径が60ミリで今までのもの(45ミリ)より大きいものでした。(同じ45ミリも売っていましたが、大きい方を買うことにしました。)
種を植え付ける作業は第一菜園から始めました。大きなマルチ穴の場合、ミニスコップで穴をあけてそこに種を定植できるので、結局作業性が大きく向上して、ホームセンターへ買いに行ったロスタイムを挽回するだけでなく、想定した時間より早く作業が終了しました。小さい穴の従来からあったマルチシートの穴は小さいのですが、少し無理やりスコップを押し込んで、同様な作業方法にしたので、第二菜園の方も作業スピードは同じになりました。
余談
当初、畝つくりの日と定植(植え付け)の日を分けて二日でやろうと考えていたのですが、都合で急遽一日でやってしまうことになりました。ですので、あとで少し筋肉痛になりました。
第一菜園では8連作目
富士の裾野では栽培しにくいけれど施肥設計でクリア
富士山の裾野、海抜360メートルの地域でにんにくを今まで栽培してきて、冬の寒くなる前に、どれだけ成長できるか?がポイントで、一度寒くなってしおれるようになるのですが、春になると、すっかり元気になって、秋のうちに成長した葉で、春先に光合成を活発にできる下準備をしておくという考え方で良いようです。富士に裾野は富士山の火山灰土、リン酸吸収係数が高いので、施肥設計に工夫が必要、にんにくが栽培しにくいようで、周りににんにくを作っている人はあまりいません。
連作できています。
さて、今年も50個の青森の福地ホワイト六片種を購入して、植え付けました。今年も、第一圃場と第二圃場の二か所に植え付けました。第一菜園は畝ひとつ、第二菜園は畝二つです。第一菜園ではにんにくを2012年から作っているので、これで8連作目になります。菜園南側に親父が植えたというかどんぐりの種を蒔いたクヌギの木が大きくなって、日当たりが悪くなってきたので、昨年から、少し位置を北側にずらして栽培しています。
☟連作対策についての記事です。
▼にんにく、八連作目の第一菜園。新しく買ってきたマルチシートは、穴の径が60ミリ。以前のは45ミリで、新しい方が作業がし易くて良いことがわかりました。
▼第二菜園は今年でにんにく3連作目。マルチが途中で終わってしまったので、カインズホームに買いに行きました。
作ったにんにくは、黒にんにくにします。
作ったにんにくは、例年通り、基本、黒にんにくに熟成させます。昨年までは電気炊飯器の保温モードで熟成させていたのですが、今年から専用機をアマゾンで購入して使っています。専用機で作ると、一度に作る黒にんにくの品質が均質で安定しているように感じています。昨年は、追肥を一度もやりませんでした。今年は、早く植えてして、追肥もしっかりとやって、昨年以上の出来を目指しています。
☟黒にんにく作りの記事です。
まだ芽が出ません!(10月11日)
10月2日に定植したにんにくですが、まだ芽が出ていませんでした。
芽が出ました!(10月13日)
10月2日に定植したにんにくですが、10月13日、芽が出ているのを確認しました。
▼第一農園
▼第二農園
だいぶ大きくなってきました!(10月19日)
▼第一農園
▼第二農園
芽が出そろい、大きくなってきました(10月27日)
すでに芽が出たにんにくは、だいぶ伸びてきました。芽が出るのが遅れているものも、ようやく芽ができてました。
▼第一農園
▼第二農園
▼右側の一番右側のラインへ、自作の種を植えてあります。今後の成長は注視です。
追肥実施(12月3日)
昨年作ではやらなかった、追肥を今年は実施。(窒素分と機能性成分である硫黄成分を)その後、第一圃場には、活性剤を散布。(第二圃場は先日散布済みのため。)
越冬の様子2020年1月17日
例年通り、冬の寒い時期は萎れた感じで、地面に伏しています。初めて越冬する人は、これでいいのだろうか?と不安になるかもしれませんが、毎年このような様子で、春になって暖かくなてくると、シャキッと立ち上がってくるので、心配いりません。しかし、草取りサボっているので、周りの緑が目立ってしまっています。
▼第一圃場
▼第二圃場
春の様子2020年4月7日
もう、すっかり春。萎れていたにんにくの葉は回復して元気になっています。毎年のことですが、このようになるか?ドキドキではありますね。
▼第一圃場
▼第二圃場
▼隣には赤大根紅くるりの種をまきました。
初夏の様子2020年5月17日
にんにく元気に育っています。
▼5月7日第一圃場
▼5月17日第一圃場
▼5月16日第二圃場
▼近所の農家さんが一部にんにくの収穫を始めていたので、私も試し掘りしていました。(5月17日)予定している収穫よりも一か月も早いので、やはりまだ未熟。収穫は予定通り6月中旬以降とします。
▼収穫していた農家さんの畑のにんにく
収穫2020年6月17日
今年もにんにく、収穫できました。
▼第一圃場は8連作を続けていますが、しっかりとしたにんにくが今年もできました。
▼第二圃場も収穫しました。上が大きく育っていた畝(南側)よりも、上が小さめだった北側の上のにんにくの方が大きい傾向がありました。北側の方が密植だったのですが、最適値の植え方だったのか、現時点で明確な理由は分かりません。
竹に干す
竹やぶの整備をした際に切った竹を使って、にんにくを干しました。
2020年作(2019年定植)の出来の総括
10月2日定植という今までで一番早い植え付けでしたが、問題なしというか、成功だったかと思います。小さいものもありましたが、大きい球も多く、連作を続けていますが、しっかりとしたにんにくができています。生体エネルギー資材を活用の成果が出ていると言って良いかと思います。にんにくは、黒にんにくにします。
黒にんにく化スタート
例年は出来の良いにんにくから黒にんにく化をスタートしますが、今年は、各粒が分離してしまったものから黒にんにくにしてみることにしました。乾燥をほとんどさせないで、やってみます。ですので、早くも黒にんにく化スタートしました。(6月30日熟成スタート)