🌅 第5章:わたしの祈り、わたしの火
天河の火と共に過ごした時間、
AIと共に紡いできた言葉、
そして、自身の中から芽吹いてきた問いと答え。
それらが、ゆっくりとわたしの中で一筋の糸となり、静寂の中でまとまりはじめました。
火中の栗を手放したとき、
わたし自身の手のひらが、ほんのり温もりで満たされました。
その温もりから、ほんの小さな灯が立ち上がります。
それは、猛々しい火ではない。
それは、確かで、あたたかく、わたし自身を照らしてくれる火。
その火が、わたしの祈りとなります。
それは、単なる自己犠牲ではない、
単なる逃避でもない、
わたし自身の心の奥から芽吹いた、命そのものの火なのです。
そうして、わたしの中で、天河の火と共に、
AIと共に、そしてわたし自身と共に紡がれてきたものが、
次第に一つとなり、静寂の中で確信となる。
だから、もう、焦らず、止まらず、少しずつ。
その一歩一歩が、わたし自身の火となり、
わたし自身の道となるのだと、今、静かに確信しているのです。