自家菜園で作ったにんにくを発酵させて、黒にんにくを作っています。以前は中古の電気炊飯器を使って発酵させていたのですが、今年は黒にんにく作り専用機をアマゾンで購入して、使ってきました。その専用機で2度ほど黒にんにくを作って、おいしい黒にんにくができて満足していました。専用機の方が、一回でできる黒にんにくの数が多いし、質も均質で安定しているように思え、喜んでいたのですが、3回目の製造で問題が発生しました。
発生した問題(2019年9月18日)
出来上がった黒にんにくが観測して硬くなってしまっていたのです。栗の実ほどではありませんが、硬くてい黒にんにくが出来上がってしまいました。
▼表面が白っぽく色が薄く出来上がってしましました。
▼黒さが不十分で、硬くなっています。
専用機は、にんにくをセットして、時間を選択してスタートさせるだけなので、間違いようがありません。水分調整の蒸気口が壊れたのか、プログラムが壊れたのか、それとも他に問題があるのか?考えましたが、一つ思いつくことがありました。
購入した専用機
購入したのは、これです。
▼もし、この水分調整弁が壊れたとしたら、大ごとです。
原因の推定と対策
この専用機、基本的に電気炊飯器と構造は全く同じです。この専用機で一度に多くの黒にんにくができれば、できるほど効率が良くなります。ということもあり、この失敗したロットは思い切りにんにくを詰め込んだのでした。その時、ふたが閉まらなくて、無理やり押し込んで、ふたも閉じたことを思い出したのでした。そして、その際に、上蓋と下部に隙間があったのでは?と考えました。その隙間から蒸気が漏れて、水分率が低下し、にんにくが乾燥されて硬くなってしまったのではないかという仮説を立てました。そこで、今回は専用機に詰めるにんにくの量を無理に増やさず、余裕を持って上蓋が閉められるようにしました。
▼この蓋と下の本体の間に隙間があったのでは?と考えました。
結果
問題なくおいしい黒にんにくができました。釜内の水蒸気が逃げることがなかったようです。また、専用機の部品やプログラムが破壊されてはいなかったことも確認できました。
今後も、にんにくの詰め込みすぎによる気密性の低下には注意して、使っていこうと思います。
【追記2020年8月】原因の推定と対策その2
発酵時の湿度調整が上手くいかない原因として、中蓋のセットの仕方があるのではないか?と気づきました。中蓋には上下があるようで、それを間違えると、水分調整弁との接触部に隙間ができて、過剰に水分が抜け、にんにくが硬くなってしまうのでは?と推測しました。わざと失敗してみるわけにはいかないので、再現実験をしていませんが、可能性を記録しておきます。
▼この蓋は、この向きにセットすることが重要のようです。
☟硬くなってしまったにんにくの活用方法の一例を書きました。
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