毎年、冬に八ヶ岳・清里に行きます。清里のマリアージュは、何度か行ったことがあるのですが、「薪火料理」なるものを最近始めた、ということで、レポートします。
清里のマリアージュ、過去の記事はこちら
薪火料理について、hpより引用します。
薪火による調理は、BBQとも炭火料理とも異なる方法です。野菜を土から育て収穫したり、ジビエを捌いたりというオーベルジュの営みを経て、料理人たちは今日扱う素材がどんな個性をもっているのか知りつくしています。
薪についても同じく、自らの手で伐り倒し、割り、積んで乾かす。その樹種や乾き具合が、どんな炎を生むのかを知っています。
さらに、豪快な炎から静かな熾まで、火を巧みにコントロールする技術が、絶妙なひと皿を創ります。
マリアージュのレストランの向かって右手から入りと、奥にあたらしい建物がありました。その新しい建物に大きな薪を燃やす場所があり、そのさらに奥にテーブルがありました。冬で寒いので、薪を燃やして調理するスペースと、食事をするスペースは、透明のカーテンで仕切られていました。すぐ横で、薪火で調理するのが見え、調理後にすぐ食べることができるようになっていました。
薪の煙が料理に新しい風味を加えて、料理を創造するということは、こういうことなんだろうなと思いながら、食事をしました。地元産の野菜やジビエを手際よく料理して、美味しいだけでなく、アートのように創造された料理を食べるのは、楽しくもあり、おいしくもあり。厳冬期なので、寒さ対策として透明のカーテンで仕切ってあったのですが、煙が侵入してきて、目に沁みてきました。また、衣類にも薪の煙の香りがつきました。この薪火料理を味わうならば、完全オープンで出来る、夏の方が良いのだろう!と思いました。
オーガニックフレンチレストラン ル・マリアージュ
〒407-0301 山梨県北杜市高根町清里3545−943