大雄山最乗寺で禅院茶礼と法話のつどいに参加してきました!

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大雄山最乗寺は曹洞宗のお寺です。5月の上旬に初めて最乗寺に行った時のレポートをここでしました。そのブログ記事を書くプロセスで調べていて、5月の末に法話と精進料理を食べたりするイベントがあることを知りました。とても惹かれたので参加してきました。そのレポートです。参加申し込みはファックスでしました。当日は9時からということでしたので、少し早め、8時ちょっとすぎに到着して寺内を散策しました。奥の院まで行きたかったのですが、時間的に微妙だったので、朝の奥の院散策はあきらめました。
▼お寺入口近くにある、もみじの木に咲いた花。せっこくというそうです。鳥が花の種を運んできて、育ったそうです。

プログラム

受付で頂いたチラシに詳しい予定が書かれていました。3班に分かれて行動するということで、私は3班。3班のタイムスケジュールは以下の通りです。①②③は3班で順繰りにローテーションしました。

禅院茶礼と法話のつどいプログラム
1.8時20分~9時受付
2.9時~9時10分オリエンテーション(場所本堂)
3.9時10分~10時 山主老師法話
4.各班ごと
①10時10分~10時50分  写経(信徒会館1階)
②11時~11時40分    行茶(参禅道場)
③11時50分~12時30分  茶席(書院)
5.12時40分~13時40分  天心(中食)(大食堂)
6.14時~14時40分    大茶式(本堂)

山主法話

合掌して頭を下げて山主が見えるのを待ちました。山主はとっても優しい顔をしてお話をされました。話はいろいろな話をされましたが、中学だったか、高校だったか忘れましたが同級生とのかかわりの話が印象的でした。その話はまた別途書きますね。お茶は曹洞宗と同じ禅宗である臨済宗の栄西さんが中国から持ち込んだというお話もありました。
▼講話の会場の本堂

体験1写経

山主の法話のあとは、写経です。写経があるとは想定していなかったので、新鮮です。多分写経は高校生の時の書道の授業以来なので、30年以上ぶりです。般若心経を筆ペンで写経しました。用紙に薄い灰色で般若心経が印刷されてあって、その上を筆ペンでなぞるというスタイルです。このやり方も新鮮です。初めは、墨の出が悪く、そのあとは墨が出すぎて、にじんだりという感じで落ち着きがなかったのですが、書いているうちに不思議と心が落ち着いてくるのが不思議でした。写経し終わると、願い事を書き、自分の署名を書いて終了です。時間が残ったので、十句観音経も写経しました。出来上がったお経は焚き上げしてくださるということです。これは、うれしいですね!
▼写経の会場。一期一会は高校時代の部の部訓でした。

▼写経はあらかじめ印刷された上をなぞるように行いました。

体験2行茶

信徒会館の地下一階に参禅道場があり、そこで行茶です。地下にあった参禅道場は改装されたばかりなのか、とてもきれいでした。行茶とは、ただ座禅をするのではなく、その前に、お茶菓子とお茶をいただいたりします。その意味についても説明してくれたのですが、メモが追いつきませんでした。それから、お茶菓子といっても、こんにゃく、ニンジン、昆布を似たものを串にさしたものです。山のもの、海のもの、大地から摂れたものをいただくという意味でこの三つをいただくそうです。お茶を頂いたら、座禅です。座禅はほんとうに短い時間、体験的にやりました。毎月第二と第四日曜日の午後に座禅会をやっているということでした。興味があるので、一度参加してみようかな、と思っています。
▼会場

▼お茶と茶菓子

▼禅用の座布団

体験3茶席

裏千家の方が何人も来てくれていて、参加者に抹茶がふるまわれました。こういった経験が全くなかったので、ちょっとドキドキして、他の人がどのように振舞っているのか、見ていました。最初に出てきたのは茶菓子。鯛の形をしたお饅頭です。こちらは、とってもおいしかったです。抹茶は、味はさっぱりわからないのですが、とっても素敵な茶碗に入ってきました。宇宙、星、そして大地地球が表現されていると勝手に解釈しました。抹茶を飲むことと、茶碗の模様に見いっていて、写真は撮れませんでした。茶席の周りには、お花がたくさん活けられていました。今の時期はお花が少なくて、あちこちから集めたということでしたが、とてもきれいでした。
▼会場

▼会記

▼茶菓子

▼使われた茶器

▼活けられていた花々

天心(昼食、精進料理)

精進料理を大食堂に集まって食べました。会場は天井の高い、ホールのような大きな食堂でした。
▼会場

メニュー大根の酢の物、ニンジンやがんもどき、しいたけの煮物、フキのからぶき、豆腐、漬物、吸い物、ごはんでした。これを目当てに参加したのですが、正直、こちらは感動なしです。普段食べているものとあまり変わらない笑。しいたけもふきも家で取れるし、今夜の晩ご飯にもふきのからぶきが出てきました笑。勉強になったのは、茶碗をきれいにするために、たくわんを一切れ残しておいて、それをご飯を食べ終わったあとの茶碗に入れ、そのあと白湯を入れて、たくわんで茶碗をふいてきれいにしたあとお湯を飲み干すという手順でした。茶碗が本当にきれいになりました。禅の世界っぽいです。
▼精進料理

▼料理拡大

▼茶碗に残したたくわんを入れ、お湯を入れます。

▼たくわんで拭いてきれいにしてお湯を飲み干しました。

大茶式

最後にまた本堂に集まって、メインイベントの大茶式です。話を聞いていると、大きな茶碗に抹茶を入れて、それを参加者で回し飲みするようです。これが今回のイベントのメインのようなのですが、当日初めて知りました。本堂に集まって、抹茶ができるのを待ちました。茶菓子には、お饅頭がでました。お饅頭は、すぐに食べてしまわないで、抹茶を飲むちょっと前に食べるように指導がありました。お饅頭の甘味がほんのり残った状態で苦い抹茶を飲むとちょうどいいのだそうです。
▼天狗まんじゅう

▼抹茶の準備が整うのを待ちます。

▼大きな茶碗をお坊さん二人が持って回ってくれます。

▼頭が入るくらいの大きさです。

右側の方から、大きな茶碗で飲み始めました。重たくて、とても一人では持つことができないので、お坊さんが二人でサポートして、計三人で飲んでいました。ようやく私のところへ回ってきたときは、もう大きな茶碗のずっと下の方に少しだけ抹茶が見えました。二人のお坊さんにサポートしていただいて、なんとか抹茶を少々いただくことができました。飲み終えたら紙で自分が飲んだところを拭いたら完了で、左に座る次の方のところへとお坊さん二人が茶碗をもって移動しました。この大茶式ですべてのプログラムが終わって解散でした。

感想

この「禅院茶礼と法話のつどい」というイベントの中味詳細を知らないで、なんとなく面白そうなイベントだなぁと好奇心で参加しましたが、そのおかげで、想定していなかったことをいくつも体験できました。茶席のまね事や、写経、行茶という座禅に大茶式。どれも、それ単体のイベントであったら、参加しなかったでしょう。参加費2,500円でこれだけ盛りだくさんなのはお得です。昨年も参加したという、リピーターの方が多くいたのですが、納得です。それから、座禅ができる良いお寺がないかなぁと漠然と思っていたのですが、ここで座禅会があることも分かったので、参加してみたいと思いました。いろいろな点で収穫のあった「禅院茶礼と法話のつどい」でした。

おまけ

昼食後に時間があったので、寺内を散策しました。

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曹洞宗 大雄山最乗寺
〒250-0127 神奈川県南足柄市大雄町1157

公式HP

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富士山

この記事を書いた人

ほしの ちあき
アグリセラピスト
占術家(断易)
日本断易学会認定(坤綬)
元グローバル企業の経営企画部門に勤める会社員
趣味温泉巡り。特に草津、万座、西伊豆がお気に入り。