くぬぎ林の木を切り、椎茸の栽培に使っているんですが、栽培には向かない、細い部分は薪にしています。私の家のボイラーは、灯油でお湯を沸かすのですが、薪も使用できるのです。薪で沸かしたお湯と、灯油で沸かしたお湯では、肌で感じる感覚が全く異なります。薪で沸かしたお湯は、熱が柔らかく、じわっと沁みてくる感じです。灯油で沸かしたお湯は、刺激的で、尖ったような感じで熱が伝わってきます。そんなわけで、時間があれば、林に行って、薪を作ったり、枝を拾ったりしています。先日行った、天河の天の川温泉も、温泉の沸かしには薪を使っているそうで、あのお湯の柔らかさは、天河の水の柔らかさだけでなく、加温するための熱源も影響しているのだと推測しています。