占いを勉強しようとか、そこまでいかなくても、占いに興味を持ったとき、気づくのが占いにも色々な種類があるようだということでしょう。良く聞くのが、四柱推命とか星占いとか、タロットカードとか、でしょうか?以前に命と易について書いたことがありますが、命にもいろいろ種類があって算命学も四柱推命も命です。そして四柱推命にも、子平推命か四柱推命とかあって、頭が混乱してきます。私が調べた範囲では四柱推命に一流派が子平推命というわけではなく、元々子平法というものがあり、そこから子平推命や算命学が生まれてきたということのようです。
高尾義政先生の東洋の予知学という本にこのあたりの流れが記載されていました。
一部引用します。
子平法をもとにして縦横家を生み出したグループは「占い」を特別な目的とせず、政治の流れや経済、軍事の動きを如何にして予知できるかという集団学に動いて行ったのです。(中略)このような流れで縦横家を生み出したグループ『三命』と呼ぶようになり、その流れを伝承しているのが『算命学』であります。子平法を出発点として、命理グループから生まれた推命学と、三命グループから生まれた算命学は、ルーツを辿れば兄弟姉妹のようなものなのです。
引用終わり
また、子平推命については、小山眞樹代先生の子平推命という本に詳細に説明されています。
本の帯には四柱推命の原点、子平推命と書かれていて、子平推命から四柱推命が生まれたという捉え方のようです。購入して読んではいるのですが、まだまだ消化しきれていないので、詳細は書けません。
まだまだ調査の途中ではありますが、この中国占術の歴史系譜を整理するだけで論文がかけそうな気がします。
今日はこの辺で
ここで「東洋の予知学」は、高尾学館で販売されています。アマゾンでは販売されてはいないようです。
高尾学館公式サイト