占いに使う道具の紹介です。
断易(五行易)ではコイン、八面体サイコロ、筮竹等を使うのですが、私はコインと八面体サイコロを使います。
コインにはコインの良さが、サイコロにはサイコロの良さがあります。
今日はコインについて説明します。3枚のコインを6回投げ、その表裏の数から卦を作っていくのは六爻占術のやり方ですが、断易でもそれは同じです。擲銭法と言います。どうしてコインを使うのか?と思うかもしれませんが、理由があるようです。六爻占術のテキストから引用します。
ひとつのコインには裏と表があり、それは陰と陽のシンボルです。コインの丸い縁は天のシンボルで、真ん中の四角い孔は地のシンボルです。縁と孔のあいだにある部分は肉と言って肉体を持った人間のシンボルです。つまり、1枚のコインには天地人の三元が揃っているのです。3枚のコインを使ったのは「道は一を生じ、一は二を生じ、二は三を生じ三は万物を生じる」という、易の宇宙観を示したもので、宇宙のなかのあらゆる事象の変化が、3枚のコインで分かるのです。
中国の古銭を使うと、何だか、雰囲気が出るので、僕も中国古銭を使っています。
さいころはさいころの良さがあるの、また今度紹介しますね。
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