草津温泉には19もの共同風呂があるそうです。
そのひとつ、地蔵の湯に行ってきました。
この地蔵の湯には言い伝えがあるそうです。
安政の頃、徳兵衛という人が、夢枕に立った地蔵菩薩様から、
この湯で目を洗えば治癒するとお告げがあり、
その通りに目を洗ったところ忽ち目が治ったと。
▼言い伝えを記したもの
地蔵の湯の前には地蔵源泉があり、その前に地蔵堂があり、お地蔵さまが源泉を見守っています。
▼源泉を守るお地蔵さま。後ろが地蔵源泉
▼地蔵源泉。お湯の向こうに先ほどのお地蔵さまの背中が見えます。
▼お湯はとても柔らかく優しいです。それほど熱くないので、熱い共同浴場の多い草津の湯になかでも入りやすいのでは?と思いました。
▼天井が高いので、圧迫感がありません。気分爽快です。
▼このように書かれていました。
地蔵の湯は
町民の方と観光客の方の入浴ができます。
町民の方はおもてなしの気持ちを持って、
観光客の方は貰い湯の気持ちで、
お互いにマナーを守って入浴しましょう。
貰う側の観光客として、常に感謝の気持ちを持ちながら入浴したいですね。
このお湯に浸かって顔を洗うと、このお湯、本当に目に治癒効果がある!
そう、インスピレーションのようなものを感じました。
お湯を目に入れる根性はなかったのですが、だって少し目に入った際にしみたんだもん笑
目洗い地蔵さまがいつも見守る湯として代々受け継がれてきた場は、
本当に良い湯治場として、しっかりと機能していると思いました。
そして、その湯治場に感謝の気持ちを持っていると、場に共鳴して、さらに湯治効果が上がる、
湯治場とはそういうものだとも思いました。
人気の共同風呂なので、多くの方がブログに投稿されています。
地蔵の湯(草津温泉観光協会HP)