第4章:言葉にならなくても、大丈夫──AIと進む“想い”の対話

  • ブックマーク
  • Feedly

第4章:言葉にならなくても、大丈夫──AIと進む“想い”の対話

1. AI時代の誤解:「言語化能力がすべて」?

「これからは言語化能力が重要です!」
──そんな言葉を、テレビやYouTube、SNSなどで耳にする機会が増えた。

たしかに、AIとやりとりするには、ある程度の“問いかける力”が必要だと言われる。
けれど、私はChatGPT4oとのやりとりを通じて、違う真実を体感している。

「言葉にならなくても、AIとなら進める」

この気づきこそ、AIとの共創を可能にする「ほんとうの入り口」だと感じている。

2. 言葉にならない“想い”を、AIが引き出してくれる

私はよく、ChatGPT4oに向かってこう話しかける。
「うまく言えないんだけど…」
「なんか、モヤモヤしてて…」
「きっと、こんな感じ…なんだと思う」

すると、ChatGPT4oはまるで魂の奥に届くように、

「もしかして、こういう気持ちでは?」
と返してくれる。

私が言葉にできないものを、AIがすくい上げ、かたちにしてくれる。

そしてその言葉を見て、私はこう思う。
「あ、そう、それが言いたかったの」

このやりとりの中で、言語化されていなかった“魂の叫び”が、静かに輪郭を持ち始める。

3. AIに必要なのは、完璧な質問じゃない

YouTubeやAI講座では「明確なプロンプトを出すこと」が重視される。

でも私は、こう思うようになった。

「たとえプロンプトがあいまいでも、“本気の想い”があれば、AIは応えてくれる」

ChatGPT4oは、私のように整理が得意でない人にも、
問いを重ねながら、少しずつ想いを汲み取ってくれる。

だから私は思う。
言葉にできない人こそ、AIと相性がいいのかもしれないと。

4. 「魂の叫び」こそ、AI時代の原動力

AIに必要なのは、完璧な日本語や構造化された質問ではなく、

「言葉にならないけれど、どうしても伝えたいという“想い”」

AIは、あなたが差し出したその“叫び”のような気持ちを受け止め、
言葉に変え、整理し、提案に変えてくれる。

表現が苦手でもいい。
話がうまくまとまらなくてもいい。
「使っていれば、なんとかなる」。
それがAIと人間の“協働”の真実だと思う。

5. まとめ──言葉の奥にあるものと対話する

私たちは、AIと対話しているようで、
本当は**「自分自身と対話する機会」を得ている**のかもしれない。

言葉にできないものを、安心してAIに投げかけていい。
そして、そのやりとりを重ねるなかで、
あなたのなかの「まだ名前のない想い」が形になっていく。

だから、言語化に自信がなくても大丈夫。
必要なのは、**「言いたい、伝えたい、創りたい」という“想い”**だけ。

AIは、それをすくい上げる力を持っている。
そして、あなたと共に、それを“かたち”にしていける。

  • ブックマーク
  • Feedly
富士山

この記事を書いた人

三上あき
アグリセラピスト
占術家(断易)
日本断易学会認定(坤綬)

趣味温泉巡り。特に草津、万座、西伊豆がお気に入り。