暖かくなり、にんにくも元気になってきました。

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にんにく栽培について

家庭菜園で、にんにくを栽培し始めて6年目になります。今年の6月に6回目の収穫予定です。同じ場所で6連作しています。栽培したにんにくは、電気炊飯器で黒にんにくにしています。電気炊飯器での黒にんにく作りについては、また別の機会に書こうと思っています。(待てない方は黒にんにく作りの過去ブログの記事をどうぞ)。
昨年秋に、もう一つ別な家庭菜園でもにんにくを作り始めました。

今年のにんにく栽培の状況

昨年秋、タネにんにくの植え付けが遅れ、成長が遅れているのは、どちらの菜園も同じなのですが、ここ数日寒暖の差が大きいものの、暖かい日が多いことから、にんにくが冬の眠りから覚めて、成長し始めました。そして、二つの菜園のにんにくを比べると、どうも6連作の菜園のにんにくの方が大きいのです。今回初めてにんにくを植えた菜園のにんにくは、少し弱弱しく見えます。どうしてだろうか?植えた日は同じ日だし、日当たりは、どちらかというと、成長が遅い方の菜園の方が良いです。あれこれ考えて、エバーノートに残している記録を見直して、理由が分かりました。

連作畑の方が生育が良い理由

自分でやっていて、すっかり忘れていたのですが、窒素成分として使った肥料が違っていました。有機アミノ酸肥料を新植え付け菜園で使う一方、連作菜園では、例年と同じ化成肥料である硫安を使っています。肥料の違いによる差を比較してみようと考え、敢えて変えてみたのでした。

これから

これから追肥をしてみて、変化を見て行こうと思います。にんにくの追肥の時期については、12月と3月に行なうと良いと書かれた記事をネット上で見かけますが、一方、4月に複数回行なうと良いと言う人もいます。私は後者の4月に複数回やるのが理に適っていると思うので、そうしています。暖かくくなって、これから成長するというときに、タイミングよく即効性のある化学肥料を施して成長を促進させるのです。化学肥料の硫安つまり硫酸アンモニウムを使うのは、硫酸イオンで硫黄成分を補充するためです。というのは、にんにくの特有の有用成分は、どれも硫黄含有物なので、その生成のためには硫黄成分が必要だからです。

まとめ

農業は科学であり、経済であり、哲学でもあります。

▼今年から始めた畑のにんにく(2018年3月26日)
にんにく1年目の畑(2008年3月25日))

▼6年目の畑のにんにく(2018年3月26日)
6連作中の畑のにんにく

▼6年目の畑のにんにく(2018年3月4日)
2018年3月4日のにんにく生育状況

ちきゅうにて

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富士山

この記事を書いた人

三上あき
アグリセラピスト
占術家(断易)
日本断易学会認定(坤綬)

趣味温泉巡り。特に草津、万座、西伊豆がお気に入り。