算命学の学校、朱学院の学校説明会に行ってきました。算命学は占いの中の分類によれば、命になります。一方、私は断易をいままで勉強してきたのですが、こちらは、易の分類になります。
易と命
以前にここでも、易はコンパス、命は地図と書きました。断易は、こちらの方向で良いのか?と確認できる占法、算命学は世の中の仕組みを理解し、それをもとに人生の設計図を解き明かす、「学問」のようです。
算命学とは
算命学はもともと中国の王朝内で隠されて研究されてきた秘法ということなのですが、文化大革命時に占いが禁止されてしまったので、その伝承者が日本に亡命したそうです。その伝承者が日本人の高尾政義先生に伝授され、その内容をさらに研究し体系化したのが、算命学だそうです。内容は膨大で、体系化され、学問となっているようです。
朱学院の副校長先生のお話では、四柱推命も九星術、気学、密教占星術といった占いは、算命学の一部分であるということでした。
起源は断易と同じ、中国戦国時代
そらから、算命学の起源は、中国戦国時代の鬼谷子ということでした。断易と同じです。実は断易を勉強していると、「命」の方も学びたいという欲求が強くなってきて、学校説明会に参加したのですが、命と易はセットではないか?という仮説、つまり両輪であるという仮説は、起源が同じということからも、正しいのだろうと再確認しました。
迷った時は基本に戻ってみる
断易には、古典断易と現代断易とがあり、少し内容が違います。同じと言えば同じですが、違うと言えば、違うのです。そこで少し迷いがありました。そこで、「迷った時は、基本に戻る」というのが基本を思い出し、占いの原点の鬼谷子まで遡って考えてみるというのもアプローチの一つかな?とも思えます。
算命学の学校
算命学の学校は大きなものは、この朱学院ともう一つ、高尾学館という学校があります。そちらも行ったのですが、朱学院は実践的学校、高尾学館は高尾先生の確立した理論体系の理解を重視している、そんな印象を持ちました。どちらも良い学校だと思います。どちらが、私になっているのか?どちらが目的に合致するにか?少し考えてみます。
▼朱学院
▼朱学院は赤坂にあります。
▼高尾学館は白山神社のある都営地下鉄三田線白山駅近くにあります。