占いの勉強について、過去に旧ブログに書いたものを修正加筆して、まとめました。
占いの勉強をしています。
何度も挫折しましたが、気を取り直して、勉強を続けています。
以前は、ずいぶん遠回りしたなぁ、と思ったりしていましたが、
今は、これで良かったのでは!と思っています。
遠回りしたのですが、実は近道だった、そんな気がしているのです。
今までやってきたことが、実は有機的に組み合わさっていて、
そのジグソールパズルの絵、全体が見えてくる、そんな気がしているのです。
それは、占いの勉強だけではなく、人生もそう感じられるのです。
人生の一断面、その瞬間瞬間では、なぜこんなことをやらなければならないのか?どうしてこんなことに?
とか考えたりします。
苦しい時には、特にです。
ですが、後から振り返ったり、そもそも振り返ったりもしなくても、なーんだそういくことだったのか?という瞬間がやってくる、そんな気がしています。
いま、パズルの一部部だけですが、絵が見えてくると、全体ではさらにどんな絵になるのか?ワクワクしてくるのです。
占いの勉強も、ずいぶん遠回りしましたが、ようやく、スタートをきれる、そんな心境です。
面白くなってきました。最初にテキストを買って、十二支一周12年は過ぎています。
でも、占いの歴史からすると、ほんの一瞬なのかもしれません。
なぜ、この記事を書いているかというと、同じテキストを買って、結局挫折してしまって、押し入れにテキストが眠っている人には、もったいないので、ぜひ、また勉強を開始してほしいし、またこれから勉強を始めようとしている人には、効率よく勉強を進めて行って欲しい、そう思うからです。
それでは、以下に過去の記事をまとめます。
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きっかけ
占い、断易を勉強しています。
断易は別名、五行易とも呼ばれています。
では、なぜ断易を勉強しているかというと、占いの中でも、今のような世の中の激変に対応しうる占いだと思ったからです。
では、なぜ占いを始めたかというと、好奇心からでした。
不思議研究所の森田健さんという方が、六爻占術という断易の一種(こういう言い方を快く思わないかもしれませんが・・・)を本場中国から、日本へ紹介しました。
それで、その頃の仲間がみんな学び始めたので、僕も学びはじめました、テキストを買って。
でも、すぐに挫折しました。
わからないのです。テキストが難しくて。
挫折した人のための六爻占術というビデオが販売されていたので、購入して観てみましたが、
結局わかりませんでした。
占いの種類
占いにはいろんな種類があります。
大きく分けると、誕生した月日から計算して占う「命」と
サイコロやコイン、竹?といったものを使って占う「易」があります。
命には、有名な四柱推命や算命(学)があり、星占いも命です。
易には、周易や断易があります。タロットカードもこちらに分類されます。
断易は、周易の爻姿を使い、さらに占う月日の五行と占なった結果の関係性により吉凶を判断します。
他の占いを勉強したことがないので、他と比べてどうか?はわかりませんが
断易は難しいです。
勉強をもう何年も(途中で休止した時間はここのブログの休止時間よりずっと長いですが)
いまだにわからないことが多々あります。
それでも何とか続けています。
分からないけれど、惹かれるところがある。
未だにものになったとは言えないけれど、続けていこうと思える、そんな魅力、魔力??があります。
参考書
その後もほとんど理解できずにいた六爻占術ですが、ある時進展がありました。
六爻占術参考書を購入して、それで勉強を始めたところ、理解が一気に進んだのです。
まるで受験勉強です笑。
話が少しそれます。
以前に、一年間浪人して河合塾に通いました。
この参考書の大きさや厚さが河合塾のテキストによく似ています笑
このテキストで勉強を始めると、浪人していたころの若かりし頃に戻ったようで勉強ができました。このテキストにはいろいろなごろ合わせで納甲を覚える工夫が書かれていて、
周期表を暗記していた若かりし頃を思い出しました。
横に覚えるときは、
アルプス一万尺のメロディーで、
水素にヘリべブクノフニネオン、ナマグアルシプスクロルニアルゴン
クカチカンヘモクロマンガンガゲアスセレンブロムニクリプトン。。
縦に覚えるときは
フッ素(F)、塩素(Cl)、臭素(Br)、よう素(I)、アスタチン(As)
ふっくらブラジャー、愛のあと
あ、占いの話でしたね。
納甲表というものがあり(いつか書きます)
離宮、火にうっとり(火卯酉)
坎宮、水取らざる(水寅申)といった具合で覚えるのです。
これが、六爻占術の参考書です。教科書(テキスト)だけでは難しく、この参考書で勉強を始めたところ
一時的にではありますが、勉強が進みました。
その参考書の冒頭に、こう記述されています。それを引用します。
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六爻占術のテキストを買ったけれど、挫折している人は多いと思います。
あのテキストには中国古代の叡智が詰まっています。ですので、用語も分からず、覚えるにしてもどういう順序でやっていけばよいのかわからないのでしょうか。
私(森田さんのこと)も苦労しました。そして三年かかってやっとマスターしました。そしてやり方さえわかれば、もっと簡単に、もっと早く学べると思います。そんなエキスを集めたのがこの本です。
(六爻占術参考書 子の巻 卦の出し方前編より引用)
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内容は実践的、何を覚えたら良いのか、どうやって覚えた良いのか具体的に書かれています。
そして、これには問題集もついています。参考書を読んで、問題集をやる、これを繰り返しました。
予備校、河合塾に通っていましたが、予備校に行って、化学の先生で良い先生に巡り合って
浪人してから、化学が得意科目になりました。
暗記問題の暗記の仕方、計算問題への取り組み方を実践的に教えてもらえたので。。
河合塾の照井先生、今どうしてるかな。
話はまた脱線しましたが、六爻占術占術の参考書は、河合塾の化学のテキスト、化学精説だったかなと同じくらい上出来だと思います。
でも、ひとこと。。もっと早く出してくれよ~
テキストに付録にしてくれよ~
まっ、森田さんも自分で勉強した成果を参考書にしたので、テキスト発売当時は無理だったのは当然なんですが・・・。
卦の計算ですが、PCで計算するソフトを販売していますが、手計算で卦がだせないと場が取りにくいということで、その点は今の僕も同意しています。
理解より慣れる
占いの勉強を続けてきて、言えること。
今、わからないとしても、いつかきっとわかる、慣れる。
ずっと以前、始めたばかりの頃は、さっぱりわからなかったのだけれど、
今は分かっていることがたくさんあります。
または分かったというより、慣れた、ということも、いくつもあって
その慣れたという積み重ねの上に今の自分がある。
今思うと、どうしてあんなところで引っかかっていたのだろう?と思うことがたくさんある。
だから、今分からないこともがまだ、たくさんあっても、そのうち分かる、慣れると思える。
なんとかメゲズに続けられる。
もちろん、慣れたことによって、普通に使っているけれど、
本当に理解しているのかは怪しいということもある。
でも、目的は使うことだから、まずは慣れることが必要。
地道に続けることによってものにしていく、
そんなアプローチの集大成がここのブログのテーマかな?なんて思い、
文章に残しておこうと思い書いています。
また壁に
占いを始めて、すぐに挫折。
その後、なんとか、また勉強を再開してきたことを書いてきました。
そしていろいろお覚えて、勉強は進んでいきました。
卦を出すことはできるようになりました。
でも、占いって、卦を出して終わりではなくて、卦を読むことが重要ですよね。
その卦を読むというところで、再び壁にぶつかりました。
テキストを読んで、参考書で勉強しても、自分で占って、出た卦を読むのが難しいのです。
解説を読むと、わかった気分になるのですが、自分で振って、卦を出して、初見の卦を見ても
分かる時もあるのですが、わからないことが多いのです。
それから、応期、その占いの結果がいつ起こるのか?という時期の特定が本を読んでも難しくてわからないのです。それで、また挫折しました。
・・・そして占いの勉強はしばらくのあいだ、また、ストップしてしまいました。
転機
占いの勉強を始めて、すぐ挫折。
その後、参考書を活用し、少し勉強の仕方を変えることで進展。
しかし、また壁にぶつかって、挫折、
それで、勉強はストップしていました。
そんな時に転機が訪れました。
友人と新宿の居酒屋で飲んでいたときです。
占いの話になりました。
「六爻占術(断易)を勉強しているんだけれど、どうも良く分らないんだ。
特に応期(それがいつ実現するのか?)がわからないんだ。」
「京都に断易(五行易)良い先生がいます。とてもわかりやすいですよ。
応期も分かるようになります。」
「そうなの?!!」
そんな話をして、お酒で酔っていたこともあって、
京都の断易(五行易)の先生に習うことになりました。
断易(五行易)の勉強
断易のことを五行易といったりますし、六爻占術は断易と一つと言っても良いと思います。そして断易と五行易は同じもの、と考えて問題ありません。
京都の学校のテキストは五行易直截という易八大という方による著作です。
五行易直截は理論はあっさり目で、実際の占例の解説が主の実戦的な本です。
理論は原書店(後で紹介します)で購入した、断易入門が最初の入門にはベストかと思います。
何を使って占うか?
断易でも、何を使って占うか、いくつか方法があります。
断易入門の菅原先生はコイン3枚を使って六回振る、六爻占術と同じやり方で卦を出していたようですし、
8面体サイコロ(ピラミッドと同じですね。)2個を使い、それを2度振る方法もあります。
コインにはコインの良さが、サイコロにはサイコロの良さがあります。
今回僕が京都で教わったのは、この8面体サイコロ2個を2度振る方法でした。
黒色と赤色の八面体サイコロを使い、黒を外卦赤を内卦、初回振るのは本爻、二度目が化爻と決めて振ります。
そうして振って出た卦に納甲表を見て、卦の割り付けを行います。
そして、占い日の五行からの相剋等をみて占います。
しっかりと場が取れていて、出た卦を正しく読めれば、占いは当たります。
試合の勝ち負けを占うのを勝負占と言いますが、予測は難しいですが、面白いです。
予測をブログに投稿し、プロ野球を観戦、インターネット等でリアルタイムで追って行くのは
ドキドキして楽しいです。
こんなドキドキ久しぶりです。
そういう点では、占いが外れてもメリットありますね、でもやはり当てたい!です笑
占いの勉強を通して、己を知る
占いの勉強を始めはテキストによる独学で進めていましたが、壁にぶつかり、先生について勉強をすることにしました。
先生は京都在住です。他にも先生がいるとは思うのですが、友人が教わって、良い先生だということなので、他に調査もすることもなく、通い始まました。
せっかく京都に行くのだから、観光名所によってくれば良いのに?と自分でも思いはするのですが、なかなかそんな気分になれなかったのと、菜園での作業があったりで、たいてい日帰りでした。
以前に書いた御霊神社や同志社大学、京都駅近くでのラーメン紀行は占いの勉強に行ったとき寄ったところのレポートです。
この占いの勉強で出かけた時の自分の行動も、「己を知る」という面で、いろいろ気づきがありました。
自分を知る、ということも、日々のルーチンと同様、ヒーリングや易のレベル向上の一助になります。
トレーシーさんのワークショップでも、内面のワークが重要だと繰り返し言われましたが、
まったくその通りだと思います。
僕もいろんなセミナーや修練プログラムを受けてきましたが、力がある人の近くにいると、エネルギーが高まります。そしてエネルギーが高まると、自分自身は無敵!とか思ってしまうことがあるのですが、得た力を継続して維持していくには、こころ、内面が非常に重要だと強く思います。
グランディング、地に足付ける、己を知る、常に心に残しておきたいキーワードです。
占いの専門書店の紹介
神保町の原書房、占いの専門書店の紹介です。
断易(五行易)の先生に、「占い関連の本が一番充実しているのは、神保町の原書房」と教えてもらった書店です。
以前に書いた通り、断易は最初、六爻占術のテキストで勉強を始めました。
そのあと、紆余曲折を経て、五行易(断易)を勉強し始め、
その教科書として使ったのが、五行易直截という本。(原書房にも売っています。)
その本の中で、著者の易八大先生が、菅原壮さんの断易入門をとても良い教科書だと紹介されているのですが、
アマゾンで調べるとすでに絶版で古本しかなく、値段もそこそこしたので、
原書房ではどのくらいで売っているのだろうか?と知りたく思い、原書房に行きました。
行ってみたところ、探していた本そのものはなく、
普及版として最近発刊された普及版断易入門がありました。
普及版の発行は2017年6月7日とあります。古本を買うよりこちらの方が良いです。ラッキー!
実際に行動してみる、現場に行ってみる、それだけで運命が変わる、小さな例ですね。
追記
断易の原典といわれる卜筮正宗や増刪卜易(ぞうさんぼくえき)の翻訳本の復刻版がアマゾンでも買えるようで、勉強する環境はいっそう良くなっているように思えます。僕は卜筮正宗を持ってはいるのですが、読みこなしているとはいえませんが。
原書房行き方
神保町駅A6出口を出て、左へ。
すぐに交差点があるので、そこを左へ進みます。
道を挟んで対面には三菱UFJ銀行があります。
前方に原書房の看板が見えてきます。
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こうやって、過去に書いた記事をまとめると、自分の頭の中も整理され、良いですね。