農業は科学、だから進化することができる

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家庭菜園で作っているのは、にんにく、ミニトマト、パプリカ、さつまいも、大根等々です。栗の木も畑に脇に植えてあります。

栗はぽろたんという新品種、さつまいももべにはるかという新品種です。
ぽろたんという栗は、渋皮がポロッと簡単に剥けるので、ぽろたんと言うそうです。

べにはるかというさつまいもの品種は、べにあずまという古い品種よりもはるかに甘いということでべにはるかというそうです。
べにはるか
どちらも、農研機構という、日本の農業の強化や付加価値化を推進する国立の研究機関で
開発された新品種です。

にんにくは、収穫後黒にんにくにしています。にんにくの栄養成分の多くは硫黄含有物です。この硫黄含有の栄養成分を多くするため、硫黄成分を肥料として施用しています。さらには、にんにくを電気炊飯器で熟成させて黒にんにくを作っていますが、黒にんにくにすると、甘くなって食べやすくなるし。栄養成分が何倍にも増えると言われているからです。
黒にんにく

黒にんにく中身

大根の辛味成分も硫黄含有物。実は多くの野菜の栄養成分は硫黄を含有していることが多いです。ですので、土壌中の硫黄成分は野菜の栄養価という観点から非常に重要です。
紅くるり大根断面

僕の家庭菜園は、無農薬栽培ではありますが、いわゆる自然栽培とか無肥料栽培ではありません。その理由は以上のような理由からです。

「農業は科学」であると考えています。科学ですから、進歩進化があります。そのために、農研機構開発の最新農作物を作ったり、肥料を工夫して、栄養成分を増やすことを考えたりしています。もっとも、まだまだ良く分らずに手探り状態ではありますが。

人間の存在や経済活動、科学技術を否定しない、肯定するのが、僕の立地位置ですので、農業もそれに整合したやり方をしています。

科学技術の進歩で人間が豊かになったのは事実だからです。問題があるとしたら、バランスが崩れること、精神性の向上が伴わないことであると考えています。

こうして、僕の書いた文章を読んでもらえるのも、スマホや、パソコン、インターネットを発明したから、科学技術の進歩があったからですから。

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富士山

この記事を書いた人

三上あき
アグリセラピスト
占術家(断易)
日本断易学会認定(坤綬)

趣味温泉巡り。特に草津、万座、西伊豆がお気に入り。