2025年8月20日、法印さんが、裾野市下和田のちょうし口の滝を訪問してくださいました。
このちょうし口の滝、ちょうちん口の滝とも呼んだりしますが、普段は空滝、水がないことが多いです。
ですが、富士山麓に雨がたくさん降ると滝が出現して清流が流れます。
法印さんとは:1940年代頃までは、ホウエンサン(法印さん)と呼ばれた富士宮市にある村山浅間神社の修験者が、
富士山での夏修行を終えて富士宮市村山にある坊に帰るために、あえて遠回りをして、須山口に下り裾野市域の村々を通っていました。
法印さんとは途中の行場に寄りながら、各村ごとに加持祈祷や護摩焚きを行いました。
どこの村でも法印の通過を待ちわび、それに合わせて祭りが行われ、相撲を催したり露店が出たりして、賑やかに歓迎したことが伝えられています。
もっと詳しく知りたい方は下記ファイルの76ページ以降をお読みください。詳しく記載されています。
裾野市教育委員会により作成された報告書です。
「富士山須山口登山道調査報告書」