椎茸の種駒を打ち込んで1年半くらいのほだ木に、なんだか変わったきのこが沢山生えてきました。
なんだろう?と思い、ツイッターに投稿して聞いてみたところ、カワラタケではないかというコメントをいただきました。
カワラタケと思われます
— 半蔵 (@hanzo_singer) November 27, 2022
おはようございます
カワラタケ⁉かも— osewaの写真缶🐢🐢低浮上中 (@desyabari932) November 27, 2022
カワラタケと言うきのこ、聞いたことがなかったので、ネットで調べてみると、霊芝やマンネンダケと近いようで、薬効成分が含まれているようでした。
クレスチンという抗がん剤はこのかわらたけから作られたようです。
から引用
また、カワラタケは硬いきのこのため食用には向きませんが、
マンネンタケと同じように、カワラタケにも高い薬理効果があると研究が進められており、
活用の一例として、抽出された成分をもとに抗がん剤が作られています。実際、昔から言われているカワラタケの活用方法として、煎じて飲んだり、
お酒に漬けて薬用酒として飲んだりするといった事例があるそうで、
研究技術が進歩する前から、健康に役立つ成分を煎じたり抽出して生活に取り入れていたとは、
あらためて、きのこと人々の関係の身近さ・奥深さを実感します。
カワラタケは薬のイメージの強いキノコですが、独特の模様を持ち、色合いの美しいものは息を呑むほど美しい為、そういった意味では、多くの毒キノコと同様に観賞用のキノコとしても有用だと言えます。癌の薬として開発されたクレスチンという物質はこのカワラタケから作られたものだとされています。
カワラタケは薬のイメージの強いキノコですが、独特の模様を持ち、色合いの美しいものは息を呑むほど美しい為、そういった意味では、多くの毒キノコと同様に観賞用のキノコとしても有用だと言えます。
癌の薬として開発されたクレスチンという物質はこのカワラタケから作られたものだとされています。
カワラタケ
かわらたけ / 瓦茸
[学] Coriolus versicolor (Fr.) Quél.担子菌類、サルノコシカケ目サルノコシカケ科のキノコ。枯れ木、枯れ枝に屋根瓦(がわら)状に多数重なり合って生える。傘は半円形で、じょうぶな革質、径2~5センチメートル、厚さは1~2ミリメートルで薄い。表面は黒、灰褐色、黄褐色など多彩な輪紋を描き、短い粗毛を帯びる。肉は白、裏の管孔(くだあな)は微細で、白、灰黄色、灰色など。日本をはじめ世界的に分布するもっとも一般的な木材腐朽菌で、材の白腐れをおこす。色の変異が多く、黒ないし藍(らん)黒色のものをクロクモタケ(黒雲茸)とよぶことがある。癌(がん)の民間薬とされたが、近年その制癌性が研究され、クレスチンという制癌薬がつくられるに至った。主成分は多糖類グルカンである。キノコを乾燥して保存し、煎(せん)じて飲むのもよい。
枯れ木であれば広葉樹、針葉樹どちらでも発生し、時にはシイタケを栽培しているほだ木に発生して、害菌として扱われることもあります。
椎茸栽培としては、失敗の域に分類されそうですが、これをきっかけにずいぶん色々学べました。
これを煎じて、もしくはお酒にして飲んでみたい気もしています。