紅くるり大根とは
赤大根紅くるりのことは、ここでも何度か書いているので、記憶に残っている方も多いかと思いますが、少しだけ説明しますと、紅くるりは、普通の青首大根の11倍の抗酸化の力があるという分析データが公開されている、栄養価が高い大根です。赤い大根は色々ありますが、紅くるりという品種は特に高いようです。
初めての秋蒔き
その紅くるり大根ですが、三度ほど作付けしたことがあるのですが、いつも春まきで、収穫が夏というものでした。ですが、今回、秋播きに挑戦しました。今年は時間がなくて、農業は縮小方向という方針を出していたのですが、時間が取れたことと、タイミングも天候が良いという状況で、畑に空きスペースがあったので、急遽播種したのでした。(2019年9月30日)
▼畝を作って
▼種を播きます。紅くるりは茶色い種。
▼辛味大根は青いコーティング種
いつもは、一穴に3粒蒔くのですが、今回は2粒にしてみました。
収穫が楽しみ
土づくりも、真和エックスやAECはずっと以前に投入してあったものの、化学成分の肥料はまだだったので、急遽施用して、播種しました。ですので、時期的な未体験な部分と化学性の部分での悪影響が出てしまうか?という二つの懸念点があるのですが、まぁ、まったく収穫できないということもないと思うので、まだ芽も出ていないですが、収穫が楽しみです。実際に播種したのは紅くるり大根と辛味大根の2種類。どちらもおいしそうだし、栄養満点の高酸化能農産物ですから。
☟春播きの様子
芽が出てました!
今日(2019年10月6日)、菜園に行ったら、芽が出ていました。紅くるりも辛味大根も。芽が出るのみると、なんだかうれしくなります。
▼紅くるり
▼辛味大根
台風19号の雨に叩かれる!
10月12日、台風19号が伊豆半島に上陸しました。こちらは被害はそれほどでもなかったのですが、畑の大根の芽が雨に叩かれて、かなりの割合の芽が根元から折れてしまいました。
台風のダメージから回復中(2019年10月19日)
台風20号の雨で叩かれてしまった赤大根の芽でしたが、かなり回復してきました。これなら今後成長して収穫までこぎつけそうです。
間引きました!(2019年10月27日)
台風のダメージから回復し、すっかり元気になった赤大根ですが、もうけっこう大きく育ったので、間引きをしました。
今年は一穴に二つ種を蒔きました。そのほとんどが芽を出しましたので、二つのうち一つを間引いて食べることにしました。なんだかかわいそうなのですが、ここでやっておかないと、あとでもっともったいないと思うことになりますので、決断です。
間引いた芽
間引いた大根は、おひたしや塩漬けにして食べます。
お試し収穫(2019年11月24日)
葉は元気ですが、土の中、下の方はどうなっているのか?確認するために、試し収穫してみました。間引き忘れて、1穴に二つ育っていたものをいくつか。まだ小さいですが、元気に育ってきていました。
収穫開始(2019年12月3日)
もうOKかなと思い、収穫してみました。もともと短い大根です。これで十分育っています。葉っぱがとても元気で綺麗なので、収穫直後に畑で葉っぱを食べてみました。甘くてジューシィー、大根の葉っぱではない感じです。
▼こちらは一緒に育てた、辛味大根
▼中はこんな感じで、赤くてきれいな模様です。
サラダにして食べてみましたが、辛さがしっかりありながら、甘さもある、手前味噌ですが、見栄えだけでなく、味の出来栄えもとても良い、上出来の本作でした。台風の風雨で一度叩かれてしまったときは、どうなるものか?と思いましたが、良いストレスになったのか?とても良い大根ができました。
現在の畑の様子(2020年1月17日)
赤大根の紅くるり、辛味大根、まだまだ収穫できています。
畑の様子
大根スムージーにしたり、鍋料理にしたり、と食べ方もいろいろなレポートをいただいています。おかげさまで、大好評です。