先日草津の温泉まんじゅうについて書きました。
▼草津温泉富貴堂
甥っ子が、こしあんがお気に入りということで、草津でもこしあんを探したところ、あまりなくて
富貴堂まんじゅうが、こしあんであることをつきとめ(インターネットで調べただけですが笑)
お土産に買ってきました。
食べてみると、おいしいという感想でした。
草津から帰ってきてから伊豆長岡の温泉まんじゅうもこしあんであることに気づき(甥っ子が食べることから)、買ってみることにしました。
といっても、伊豆長岡まで行く必要はなくて、
JR三島駅のキヨスクで、伊豆長岡の温泉まんじゅう(黒柳というお店のもの)は販売しているので、
駅に行ったついでに買ってきました。
▼伊豆長岡黒柳の包装紙
どちらも、同じ温泉まんじゅうという認識で、たまに食べると、おいしいなぁと思っていたのですが、
食べ比べてみるとだいぶ味が違います。
特にあんの甘み。
草津の富貴堂のまんじゅうは甘さが控えめというか素朴というか、実直な感じです。
一方、伊豆長岡の黒柳のは、甘さがキツイというかしつこいというか、強いです。
▼富貴堂の温泉まんじゅう
▼中身
そこで、包装紙に貼ってある原材料名を書いたシールを見てみました。
すると、納得。
随分中身が違います。
富貴堂のまんじゅうの原材料は小豆餡、小麦粉、黒砂糖、水あめ、卵、着色料(カラメル)、膨張材
一方、黒柳は砂糖(双糖、グラニュー糖、三温糖)、小豆(北海道産ムキ)、手亡、小麦粉、丸大豆醤油、
水あめ、食塩、山いも、トレハロース、重炭酸ソーダ
▼富貴堂のおまんじゅうの原材料
▼伊豆長岡黒柳のおまんじゅうの原材料
富貴堂のおまんじゅうと比べ、黒柳のおまんじゅうには、ずいぶんいろいろなものが入っていますね。
トレハロースも。(トレハロースは林原研究所が低価格で量産に成功した人工甘味料ですね。)
試行錯誤や創意工夫でこのようになったのだとは思うのですが、どちらが好みか?というと草津富貴堂の方ですね。
草津に行ったばかりで、草津ひいきになっているのは否定できませんが…。
このおまんじゅう探求シリーズは今後も続けていきたいと思っています。
【参考】
昨年草津行った際に買った、「ちちや」さんのお饅頭についての過去記事
ちちやさんは、末広屋旅館の近くにあります。湯畑にも支店があります。