洞川温泉での不思議な物語
昨年2024年の10月に行った洞川温泉での出来事を投稿してなかったので、2025年の2月に投稿します。
天川村へは何度も来たことがあったのですが、いつも天河神社周辺にとどまり、それ以外を観光することがありませんでした。そもそも2月の鬼の宿神事の頃は寒い!ということも理由だったのですが、今回10月に初めて訪れたので、いろいろといこうとい気持ちになりました。宿泊したゲストハウスのオーナーが親切に車でポイントまで送ってくれたのも後押ししました。
今回は、みたらい渓谷を散策し、その後にバスで洞川温泉まで行き、夕食を堪能後、日帰り日帰り入浴施設で汗を流し、ゆっくりして20時に洞川温泉のバス停付近でピックアップしてもらうという計画でした。
みたらい渓谷の様子は別途報告する予定ですが、ここでは洞川温泉の物語を報告します。
まず、バスで洞川温泉まで行きまして、夕食の場所を目指しました。3、4軒ぐらい良いお店を教えていただいたのですが、予約でいっぱい、すでに閉店、休店日等で、洞川温泉の奥のお方の中華料理のお店に辿りつきました。他のお店がいっぱいや休店で、私のように食事のために漂った方々が多数押しかけていて、行列ができていました。他に行きたいところですが、他にないので、そこで待つことにしました。
〒638-0431 奈良県吉野郡天川村洞川293−4 プチホテル&中華料理 彰武
そこで食べた中華はかなりいけていましたが、食事を済ませると19時をすでに回っていました。食事後に洞川温泉の日帰り入浴施設に入るつもりだったのですが、最終入館時刻が19時半。ですので、あまり時間がありません。それで間に合わせるために少し走って、入浴施設に19時25分くらいに到着しました。玄関に人が立っていて、今日は温泉の機械が故障で入浴できません!と教えてくれました。走って来たのについていないなぁ。ゲストハウスのオーナーとの待ち合わせまでまだ30分あるなぁと思いながら、洞川温泉郷の温泉街をトボトボ歩いていました。するとなんだか賑わいの雰囲気を感じて、そちらの方へと向かってみたのでした。
龍泉寺という有名なお寺で、そこで護摩焚きをしていました。炎も人混みもすごいです。私もその人混みに混じって、護摩業を見ることにしました。
そして、その護摩焚きが終わり、これから火渡りに移りますので、しばらく準備の時間をください!とアナウンスがありました。それで、ゲストハウスのオーナーとの待ち合わせの20時になってしまったので、一度そこへ向かい、事情を話して、火渡りに参加することになったのでした。ここの火渡りは熾になった火の上に橋のような物を置いてその上を渡ります。以前に地元で体験したときは、熾の上を素足で渡りましたがここは少し勝手が違っていました。あまり熱くない!なーんだ、こんなものかと。そして、火渡りを終えて宿にオーナーと戻ったのでした。が、です。宿に戻ってから、足がジンジンしてきたのです。熱ではない何か感触が足にの残っていて、ジンジンするのです。これが法力かぁなんて思った次第です。もし、食事を他の店で済ませていたら?もし、そのお店が空いていたら、もし日帰り温泉施設の機械が故障していなかったら?この火渡りに参加することはできなかったでしょう。不思議な洞川温泉での物語でした。
動画もアップしますね。
龍泉寺
〒638-0431 奈良県吉野郡天川村洞川494