はじめに
舩井幸雄先生の元気なころは、熱海の毎月熱海の幸塾に参加していました。あのころは本当に楽しかったですね。
もちろん今も楽しいですが、懐かしい楽しさ、といったら良いでしょうか。そんな懐かしさを、ふと思い出したので、その著書、金言集から抜粋して、ここに書いていくことにしました。
舩井先生は非常に多くの著作をされましたが、その中でも金言集は、シンプルな文章の中にエッセンスが凝縮されていて、先生らしさが一層引き出されているように感じています。
根元ではすべて同じで、平等
私はぜいたくに生きたいとは思いませんし、ぜいたくには何の価値も認められない人間です。金銭も必要なだけあれば良いという考え方で、必要なだけは集まってくる・・・そう思っています。お金を多く持っているということに特別の評価をできない人間です。このような特質がありますので、まったくフランクにお金持ちにも、ぜいたくな暮らしをする人とも、平等に対等につきあえます。良い性格だと思っています。
ただ、人より神の方が、レベルが上だとか、人より動植物の方が、レベルが下がるなどと時々考えてしまうことがあるのです。われわれの本質(魂)の成長レベルとしてはこの考えは正しいのでしょうが、それは、この世に存在するものとして、すべては必要必然ベストという平等の真理に反することです。根元では、すべては同じであり、平等なのです。
コメント
舩井先生らしい、素直にお考えを吐露された内容だと思います。先生は、こうはおっしゃっていますが、ご家族にはかなりの資産を残されたようです。船井総研の創業者として株式を公開し上場させましたから、その株式の配当だけでも相当かと推察いたします。そして、そこが特に尊敬するところです。不思議探求や本を書くだけではないのです。
未来を変えるクセづけ
舩井幸雄の金言集
海竜社刊から引用