静岡県内の図書館の蔵書はデータベース化されていて、おうだんくんサーチという検索システムで 検索できます。
静岡県内図書館のおうだんくんサーチ
>おうだんくんサーチ とは?
おうだんくんサーチHPから引用
静岡県内の公共図書館、大学・専門図書館などの所蔵する資料を一括して検索できるシステムです。書名や著者名などのキーワードを入力して検索すれば、県内の図書館が所蔵している資料を探すことができます。
このシステムは、各図書館がインターネット上に公開している個々の蔵書検索システム(OPAC)に対して同時に検索操作を行い、その検索結果を取りまとめて表示するものです。
そして、検索して読みたい本が見つかった場合は、近くにある図書館へ配送し、貸し出してもらえるので大変便利です。僕は時々この仕組みを活用させていただいています。今回、調べてみたのは、断易精蘊 鬼谷古法という九鬼盛隆という方が書いた本です。
断易占いの伝説の九鬼盛隆
九鬼盛隆という方は、断易の研究に生涯をささげた方で、その方が残した本です。
菅原壮さんの断易入門や易八大先生の五行易直截にところどころ出てきます。
米株易占という著作はすでに入手しているのですが、この「断易精蘊 鬼谷古法」という本は復刻版が出ているのですが、その本がかなり高価でかつ難解ということもあり、まだ購入できていませんでした。
その本を静岡県のおーだんくんリサーチで検査したところ、復刻版ではない、古本があるということで、どのようなことが書かれているのか知りたく、借りてみることにしたのです。
今回裾野市の図書館から貸し出しの依頼をしたのですが、静岡県立中央図書館と調整してもらって、裾野の市立図書館から貸し出してもらいました。
断易の伝説的の書籍、断易精蘊 鬼谷古法を借りた
この本は、春、夏、秋、冬の計4巻で構成しているということで、4冊貸し出してもらいました。
▼全四巻。貫禄・威厳を感じます。
▼春の巻
▼中はこんな感じです。
感想
中を見ますと、手書きのガリ版。大正時代に出版された本なので、文体も今の本と違います。
中はまだちらっとしかみていないのですが、著者の想いがひしひしと伝わってきて、なんだか息づかいまで、聞こえてきそうです。
本のタイトルからするとちょっと怖い感じがするかもしれませんが、実際に本を手に取ってみると、なんだか温かい感じがします。
この九鬼盛隆という方はいったいどんな方だったのか?とても興味がでてきました。凄き方だとは以前から思っていたのですが、この原本を手に持ってみて、その人柄というか人間性に興味を持ちました。そして、復刻版も高くても良いから買ってみたくなりました。