占いで何が分かるか?と聞かれます。恋愛運、財運、仕事運はもちろんですが、落とし物占いというのもあります。
落とし物が戻ってくるか?という占いです。
落とし物占いの例
クレジットカード等の入った入れ物を落としたということで、戻ってくるか占った事例があります。
ちょっと専門用語が出てきて分かりにくいかもしれませんが、その事例の説明をしますね。
八面体さいころを使って占いました。
占い日は亥月癸亥日、雷天大壮という卦がでました。
こういう場合は、用神(占いの対象)を父母午火(六神からこれを選びます)、月や日からのサポートがあるか?用神を支援する原神へは月日からのサポートがあるか?という視点で卦をみました。
用神(父母午火)には月日のエネルギーが来ていないのですが、原神(この場合は官鬼寅木)へはエネルギーが来ています。父母にエネルギーは来ていないのですが、世爻(占った本人、この場合は落とし物をした人)が、用神の父母と同じところに位置しました。
占いによる判断
以上から、落とし物は、時間がかかるが、必ず戻るだろうと判断しました。
実際の結果
その後、警察から、手紙が届き、拾得物として届けられているということでした。
卦を読み直し、実際の現実と突き合わせてみる
原神官鬼へエネルギーが来ていると書きましたが、官鬼にはお役所とか公的機関といった意味もあるので、警察から連絡があるというのは、官鬼が元気ということから読めてもよかったかな、と思いました。
また、官鬼は寅木。世爻(落とし主)から見て西南西(寅の方位)にある警察から連絡があったということでした。
落とした入れ物にはスイカカードも入っていたいうこと。用神をお金を意味する妻財にしても良かったのでは?と後から気づきました。
その場合、妻財子水は月からも日からもサポートを受けています。その見方をしても、落としたものは戻ってくると判断できたかとも思いました。
なお、官鬼寅木と日(亥日)は合(引き合って)しています。
こうして、後から振り返ることも、上達につながります。勉強は終わりではなく、ずっと続きます。
今日は占いでないがわかるか?ということで、落とし物の例を書いてみました。
こちらは、断易の勉強についての記事です。どのような勉強をしてきたか、まとめてみました。