近代現代断易はカップラーメン?でも、そうだとしても、それは悪いことではないですよね?
以前に断易はココイチのカレーだという例えをここで書いたことがあります。最近はカップラーメンという例えを使っています。この前やっていたNHKの朝ドラまんぷくを見ていてそう思いました。即席ラーメン・カップラーメンも努力の結晶で出来た日本の食文化の一つです。中華料理の本格コースはもちろん素晴らしい食文化ですが、即席麺も全く異なる尺度で素晴らしい文化だと思います。
話を戻すと、断易、易八大先生は著書で近代断易という言葉を使っていますが、そのお弟子さん?の雪之静先生は現代断易という言葉を使っています。現代断易近代断易では、十二運、四生遂位はほとんど気にしませんし、六獣はまったく使いません。そのほかも近代現代断易は、古典断易に出てくる術をほとんど無視しています。一方、吉凶を断ずることから、断易と呼んでいると聞きました。
話をまた即席麺に戻すと、現代断易はコンパクトになって、吉凶を断ずる占法として、日本で発達したもので、一方、古典に則った断易、六爻占術も古典に則っていると思います、は全く別な進化をした、どちらも素晴らしい占法だということです。古典断易は擲銭法でコインを使って占うのですが、現代断易では八面体サイコロを使います。ですので、古典では静爻が多く出やすいのに対し、近代現代断易では動爻がガンガン出てきて、入墓が出まくってわけがわからなくなるというのも事実の一つかとも思います。
▼シンプルな塩おにぎりが大好きです。
占い師さんに聞いたり、インターネットで調べると、自分の占法が優れている、とか自分の占法のみが素晴らしくて、類似した占法は全く駄目だとか言ったりしていますが、どの道もすべて極めた方はいないと思うし、本当に極めた人は他の悪口を言いません。中途半端な人が、他を悪く言っている印象を持ちます。営業面の都合上、そう言わざる負えないのかもしれませんが、ネット情報やほんの一握りの人の情報だけで判断すると道を誤るのでは?とも思うので、書いてみました。もちろん、これもネットを使って表現しているので、ネット情報でしかありませんが。