東京オリンピック、ソフトボール、金メダルです。凄いですね。私も、ソフトボールや野球をやったことがあるので(あと陸上競技も)、試合中継を楽しく見ていたのですが、上野投手、言うまでもなく素晴らしいです。そして、興味を持ったので、算命学の命式を出してみました。算出する前は、元プロ野球選手でメジャーリーガーの上原浩治さんのような車騎星が沢山ある命式かなぁと思っていたのですが、車騎星は一つだけ、雰囲気が全く違う命式でした。上原さんは、雑草魂というだけあって?陰占命式に雑草ともいえる乙が4つもあり、庶民的な村ともいえる己が二つ。ハングリー精神奮い立つ車騎星が陽占命式に4つもあります。(命式から想定されるイメージ通りの方に見えます)
▼上原元メジャーリーグ投手命式
一方、上野さんは、陰占命式の自分自身のところに太陽ともいえる丙があり、さらに海ともいえる壬もありました。ピッチング同様スケールの大きさを感じます。
▼上野由岐子投手命式
そして、さらに驚いたのが、今が運勢の頂点というわけでもなくて、晩年に天将星というエネルギーの最も高い星があります。7月つまり未月の夏生まれ、丙午日生まれの上野さんは、夏の太陽のようにギラギラと光ります。その暑さを冷ましてくれる海のような壬を命式に持っています。もう一つ、理性的に制御する庚がありませんが、辛が蔵干にあります。この庚、上野さんの命式にはありませんでしたが、宇津木麗華監督の命式にありました...ので、それが、宇津木麗華監督とのコンビで上手く機能しているのかもしれません。
太陽のような存在の上野選手ですが、陽占の中心に感性豊かな調舒星があります。ですので、選手としての実績は申し分なくても、悩まれることが多かったと推察します(上野さんのことを何も知らない私が、勝手に書くのはおこがましいですが、星から感じられることを勝手に書いています)。
さらに、勝手に思いつくことを書いていきます。
今後はどうしたら良いのか?これだけ有名人になって、社会とどうかかわっていけば良いのか?ということですが、自然体でいけば良いと思います。自然体で、ご自身の経験を伝えていく、それで充分ではないでしょうか?感性が非常に豊かな方、人の好き嫌いもあるのかもしれませんが、それは理性でコントロールして、博愛の精神で後進と接していく、宇津木麗華監督のような素晴らしい指導者になろう!というのではなく、自然体。そして、ヒントは昨年庚丑年のすごし方にあるかとも。そこには、相当な葛藤が生まれるのかもしれませんが。博愛の精神(意識で作り上げる)の上野投手の背中を見て、後輩後進が自動で育つ。そして育った後輩に助けられ生じられ一層大きくなる...
おそらく、上野さんの人生、実は本篇が、これからスタートするのだろうと命式を見て感じました。